地球循環型のライフスタイルをデザインするBISOWA Design Team.(本部:静岡県浜松市天竜区水窪町、代表:宇佐美聖子)が、静岡県浜松市天竜区水窪町の道の駅の開発・プロデュースを手掛けました。
開発では、施設のコンセプト開発から内装設計・デザイン・ディレクションを実施。また販売促進としてリーフレットやSNSの運用などのPR、エリアマップ制作などのエリアマネジメントを担当しています。
地元に愛されてきた星の駅。「国盗り」から「碧 -AOI-」へ
今回プロデュースした旧「塩の道 国盗り」は、5年ほど前から運営され、水窪駅から徒歩5分、国道と清流・水窪川に挟まれ、食堂と物販、テイクアウト窓口など観光客・地元住人共に親しまれてきた店舗です。
新たな施設コンセプトは「地球循環型インフォメーションセンター 星と水と森と 水窪の里の駅 碧 -AOI-」。世界各地の地球循環型の衣食住+アートが集い、水窪の水や森の美しさ、そして星空の美しさを味わっていただける場所としてプロデュースしました。
天の川をあしらった玄関アプローチと内装、身体に優しいテイクアウトや世界中の地球循環型のアイテム販売など、地域、訪問者、地元の方、自然全てが良くなっていく・・・この施設が調和の起点となっていくよう設計しています。
ショップエリアには、水窪のアイテムや世界中の地球循環型の心地いいものを紹介し、店の前のスペースでは地元の野菜や工芸品を販売するマーケットを開催。
テイクアウトでは、ビーガンやオーガニックなど身体にも地球にも優しいお弁当などを提供しています。
もともと食堂だった部分は「場所に敬意と感謝を。」をテーマとし、洗練された空間での食事やコワーキング利用などを想定したレンタルスペース(リスペクトシート 碧 R + SPACE)に進化しています。
店舗名「碧 -AOI-」に込めた想い
碧には『青く美しい石』という意味があります。
緑がかった青というだけでなく、同時に美しい印象を与えるものを指しています。
美しい色のイメージから、純粋な様子や、偉大なさま、強い意志といった『目に見えないきれいなもの』も表現しており、樹木が青々と茂っている山林を表現する『碧山』など、単なる色ではなく美しい様子も同時に表現しています。
総監督を務めた代表 宇佐美聖子は「『国盗り』という歴史と名と背景を引き継いで、その先へと昇華し、本来の美しい水窪と世界中の地球循環型の心地いいものが響き合う場になりますようにと想いを込めて『碧-AOI-』という名前をつけました。」とコメントしています。
清流・水窪川のほとり。木造の建物の魅力を存分に引き出した内装デザイン
水窪の星の駅「碧-AOI-」の建物は、美しい木造の梁と高い天井、漆喰が特徴です。
この建物をさらに活かすべく、水窪の魅力である「星・水・森」のイメージで空間をプロデュースしました。
天の川をイメージしダークブルーの道に天然石の細石を散りばめた入り口のアプローチから繋がるのは青いのれん。
店内にはいるとブルーの美しいグラデーションの布が、外から中につながる天の川の流れを感じさせます。
テイクアウト窓口には、地元水窪で時間をかけて乾燥させた天然乾燥の一枚板のカウンターを設置しました。
水窪や全世界の地球循環型世界観を体感できる
店外のテラスエリアには、地域の方が作った旬な野菜や作品などを露天にて販売するマルシェや、テイクアウトのお弁当やコーヒー、スイーツが楽しめるテラスカフェエリアを。店内には、世界中の地球や地域に優しいアイテムを取り揃える作品&ショップコーナーや水窪の工芸品などを展示するスペース、水窪を紹介、観光や住居の相談を受け付けるコーナーを併設しました。
水窪と世界中の地球循環型の世界観が響きあい、コラボレーションが生まれてくるよう導線をデザインしています。
身体にも、心にも、地球にもやさしい。厳選された素材で提供
水窪の星の駅で扱うアイテムは、全てに優しい素材を厳選しています。季節の地元の食材をふんだんに使用したお弁当、フェアトレードのオーガニックコーヒーなど、体を、地球を大切に、素敵なひとときをお過ごしいただけます。
地球循環型をデザインする
私たちBISOWA Design Team.は、不動産やアーティスト、商品など、地球循環型でデザイン/プロデュースするチームです。拠点の開発・運営から、商品やアーティストのブランディング、広告・PRディレクションまで多岐に渡ります。地球循環型を自然に体現するコンセプトを策定し、企画から運営までを一貫して行い、衣食住+アートの新しい形を提案します。